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(強迫性障害(OCD)とは) この症状は、少し前までは強迫神経症と言われていたものですが、強迫行為や強迫観念が前面に出てくる神経症の代表的な症状になります。 (強迫性障害の原因は、まだ完全には解明されていないとか、セロトニンという脳内の神経伝達物質が原因であるという情報もありますが、すでに、60年以上も前から、神経症から来ていることが明らかになっています。 また、最近は、アメリカの影響で、この症状も薬で治そうとする傾向がありますが、元もと、脳内の異常物質が原因ではありませんから、この方向では症状の一時押さえにしかならず、根本的な解決にはならないと思います。) この症状の中でも、特に多く見られるのが、潔癖症や不潔恐怖と言われている症状になります。 これは、自分の手など、色々な物が、汚染されているように感じ何度も手を洗ったり、アルコールで消毒したりという形で現れてきます。 本来、きれい好きで良い傾向なのですが、これが行き過ぎてしまうと、神経症の症状ということになり、日常生活に支障が出てくるものなのです。 強迫性障害(OCD)は神経症の代表的な症状という意味で、社会不安障害やパニック障害と同じ部類に属する症状ということになると思います。 現在、これらの症状を、別の病気のように捉えている場合もありが、森田療法の立場から見ると、全て、神経症の中に含まれるものになります。 なお、代表的な症状は下記に示したようなものになります。 |
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<下記の15種類が、強迫性障害(OCD)の代表的な症状になります。> ・雑念や雑音が気になる。(雑念恐怖) ・人の物を盗んだと疑われるのではないかと心配になる。(嫌疑恐怖) ・高い所に上れない。(高所恐怖) ・何度、手を洗っても気がすまない。(不潔恐怖) ・地震が来るのではないかと不安を感じてしまう。(地震恐怖) ・4とか9という数字など、縁起の悪いことが気になってしまう。(縁起恐怖) ・スーパーなどで自分が万引きするのではないかと感じてしまう。(万引き恐怖) ・神や仏を冒涜するような観念が浮かび辛くなってしまう。(涜神恐怖) ・針、ナイフ、鉛筆など先の尖った物を見ると、恐くなってしまう。(尖鋭恐怖) ・汚い感じがして、電車の吊革などに触れない。(潔癖症) ・異性に嫌悪感を感じてしまう。 ・ガスの元栓や戸締まりなどを何回も見直してしまう。(不完全恐怖) ・自分のしたことに自信が持てない。 ・自分の体が放射能に汚染されてしまったように感じ辛い。 ・人を無意識のうちに傷つけてしまうのではないかと不安になる。(加害恐怖) ・ガンやエイズ、精神病にかかっているのではないかと不安。(疾病恐怖) |
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いずれの症状も、完全欲の強さや心配性といった神経質性格の特徴が、その根底にあると考えて良いと思います。
カギを閉め忘れたのではないかと心配になることは、誰にでも多かれ少なかれあるものですが、これが過度に強くなり、何度も同じ行動を繰り返してしまうといった強迫行為が慢性的になった状態が、強迫性障害(OCD)だと言っても良いのではないでしょうか。 社会不安障害の場合は社会から落ちこぼれたり人間関係が崩れるといった「社会的な死の恐怖」が、その背景にあり、パニック障害の場合は、このまま死んでしまうのではないかといった「直接的な死の恐怖」がありますが、強迫性障害(OCD)の場合は、自分自身の「精神的な死の恐怖」が、その根底にあり、ここから起こっているのではないかと思います。 また、この症状に悩んでいる人は、かつての私もそうでしたが、何とかして悩みを改善しようと考え、性格改善のために、ハウツーものの本を読んだり、心の悩みの治療法や解決法、また、カウンセリングを初めとした心理学関係の本を読んだりするものです。 また、性格矯正のために、民間療法を試みたり、宗教的な修行に救いを求めたりすることも多いように思います。 しかし、この方向では、かえって症状を強くしてしまうことになるのです。 また、最近は、この症状も薬物療法だけで対応しようとする傾向がありますがこの方向でも、根本的な解決にはならず、症状の一時押さえになってしまうのだと思います。 そして、このために、現在では、何年にも渡って薬漬けにされている人が増えているように思います。 ※なお、強迫性障害(OCD)のさらに詳しい克服方法については、下記のMT心理カウンセリングルームのHPを参考にして下さい。 |
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